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『商品価値を高める』化粧品容器選びの8つのポイント

おはようございます。創業65年基礎化粧品一筋のローザ特殊化粧料(rosa603special)は、東京都東久留米市で一貫製造しています。私、責任技術者の角屋由華でございます。
化粧品容器を選ぶ上で、製品の性質や用途、販売戦略、ブランドイメージなどを考慮し適切な容器を選ぶことが、顧客満足度を高め製品の価値を高めることに繋がります。本日は、化粧品の容器選びのポイントを8つにまとめてお伝えします。
1)デザイン容器デザインは、消費者コミュニケーションのファーストステップです。ボトル型にするのか、チューブ型にするのか、ブランドイメージやコンセプトに合うのか、など、容器形状のデザインも容器を選ぶ際にはポイントとなります。また、製品の価格帯に合わせたイメージ価値の提供も考慮する必要があります。
2)容量容量を決めるにあたっては、製品の使用シーンに合せた使用量の設定が必要です。その製品の回の使用量はどのくらいか、どのくらいの期間で使ってほしいのかを考慮して、容量を決めましょう。
3)使いやすさデザイン優先で容器を選ぶと、中身を出しにくかったり、適量が出なかったりして使用者に無用なストレスを与えることがあります。また、キャップの開けやすさやボトルの持ちやすさなどが「心地よい」ことも、容器選びでは重視されます。
4)残量のチェック最後まで中身が使い切れるかチェックします。特にヘアトリートメントなどの粘度の高い中身は、ポンプ容器の場合残量が多めになりがちです。極端にボトルの底に残る量が多いようであればチューブに変更する必要があるかもしれません。
5)気密性のチェック容器の役割の一つが中身を保護することです。化粧品の中身の性質は様々で、特にオイルなど漏れやすい性質の中身の場合は、気密性のチェックは重要です。
6)強度化粧品容器に多く使われるのがガラスとプラスチックです。プラスチックは落下に対する強度がガラスより強いという特性がありますが、プラスチックの素材、厚み、形状によっては強度の劣るものもあります。極端に強度の足りない容器は避けるべきです。
7)耐薬性化粧品の中身と容器の素材との相性を確認します。化粧品によってプラスチックが溶けたり、中身が変質したりしないかチェックすることも重要です。
8)原価化粧品を設計するにあたって、容器の価格は原価の多くの割合を占めます。上記全ての条件を備えていても、目標の原価にはまらない容器を選択することはできません。原価設定の段階で、容器にはいくらまで費用をかけられるか設定しておくことで、効率よく容器探しを行うことができます。
▲『商品価値を高める』化粧品容器選びの8つのポイント

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